【書評】『日立電気洗濯乾燥機 型式 BW-D8GV 取扱説明書』

本日紹介する本は『日立電気洗濯乾燥機 型式 BW-D8GV 取扱説明書』です。

この本では以下のような学びがありました。

  • この洗濯機の使い方がわかる
  • 故障かどうかの確認方法がわかる
  • メロディ(ブザー)音の変更方法がわかる

それでは内容を見ていきましょう。

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概要

出版年月:2006年6月頃

メーカー:日立アプライアンス株式会社

ページ数:64ページ

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内容

紙面はまさかのオールカラー印刷!!

紙面はオールカラー印刷になっており非常に見やすくなっています。
横から見ると「」で項目別に色分けがされており、
目的の項目が一目でわかる仕様。
初めて読む読者の方にも非常に優しい作りとなっています。

豊富なイラストや写真で誰が見てもわかりやすい内容に

表紙の「赤ちゃん」と「洗濯乾燥機本体」の写真を始め、
この本には多くのイラストや写真が使われています。
文字だけの取扱説明書と比べて、洗剤を入れる場所や洗濯物の入れ方が
イメージしやすく初めて洗濯機を使用する人でも理解しやすくなっています。

洗濯初心者には嬉しい、ちょっとした洗濯のコツも掲載

「シワを少なくする方法」や「衣類の毛玉や静電気を少なくする方法」など
洗濯に関するちょっとしたコツも掲載
「粉石けんが溶けにくいときの溶かし方」や「しみ抜き方法」など
かゆいところに手が届く内容です。

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学び

洗剤は洗剤トレイに入れることで濃縮洗剤液になる

「はじめに」の項目では、いままで深く考えていなかった内容の記載がありました。

洗剤を洗剤トレイに投入すると、ビートウィングの下に落ち、
裏羽根でかくはんして溶かし、濃縮洗剤液をつくります。

出典:日立電気洗濯乾燥機 型式 BW-D8GV 取扱説明書

実は普段、粉洗剤を使い切るときや洗剤トレイの開け閉めすら面倒なときは
洗濯物の上から洗剤を投入して回していることがありました。
でも今回、この本をあらためて読むことで洗剤トレイに入った洗剤は
洗濯槽の下にあるビートウィングのさらに下にまで入り込み、
そこで撹拌されて濃縮洗剤液が作られるということが分かりました。
これからは洗濯物の上に振りかけるのではなく、洗剤トレイに入れようと思います。

遊び心満載!メロディ(ブザー)音の変更機能

5ページには本書を読まないと気付かないであろう
電源を入れたあと3秒押し操作で設定が変わるボタン』が掲載されています。

そしてその中の1つ【水量ボタン】の長押しで変更できるのが、
洗濯終わりに流れるメロディ音です。

なんとこの変更、
【メロディ1】【メロディ2】【メロディ3】
【ブザー音】【音なし(ボタン受付音あり)】【音なし】
という合計6種類の中から選択可能。

遊び心満載な機能で気付いてからすぐに試しました。
音なしは、夜に洗濯をする子育て世代には地味にうれしい機能です。

乾燥だけ使う場合でも水栓は開けるべし!!

これも「はじめに」の項目に記載がありました。

乾燥でも水道水を使います。水栓を開けて運転してください。

出典:日立電気洗濯乾燥機 型式 BW-D8GV 取扱説明書
みるこ
みるこ

乾燥させるのに、なぜわざわざ水道水でぬらすんだ!!

洗濯物を直接ぬらすわけじゃないのよ。

意外な事実がまた1つ明らかになりました。

この洗濯機は水冷除湿式というやり方で乾燥させています。
乾燥時に衣類から出る湿気を水道水で冷やします。
すると湿気は水分に変わり排出され乾燥効率が上がるという仕組みです。
つまり水栓は開けるものの、洗濯物を直接ぬらすわけではありません。

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最後に

上記以外にも『コースの内容』や『洗剤の使用量』、
『注意事項』や『お手入れの方法』などが事細かに記載されており、
まさに【BW-D8GV】を使う人のために書かれた本だということが
ひしひしと伝わってきました。

又、それだけにとどまらず、『洗濯の前処理』や『洗濯物の干し方』まで
記載されており、【洗濯マニュアル】と言っていいほどの内容です。

総ページ数も多くなく比較的読みやすい本なので、
ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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